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エアコンクリーニングしたのに臭いが取れない原因と対処方法

エアコンクリーニングしたのに臭いが取れない原因と対処方法

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結論、クリーニングしたのに臭いが取れないのは、業者の清掃が届いていないことが多いからです。壁に取り付けたままの表面洗浄では、汚れの温床まで洗浄が届かないことも珍しくありません。

加えて、部屋そのものやほかの家電が原因のこともあります。清掃で使った洗剤が、十分にすすがれていないケースもあります。

今回はYahoo!知恵袋の実例と、清掃業者の公式情報を確認しました。臭いの発生源を「場所」で分けて整理しています。自分でできる確認から、賃貸の注意点、業者に頼み直す判断基準まで順番に見ていきましょう。

先に結論だけ

  • 臭いが戻る原因で一番多いのは熱交換器や送風ファンの奥まで洗浄が届いていないこと
  • 壁に取り付けたままの標準清掃では、内部の黒カビが残ることがあるという指摘が複数あった
  • ドレンパン・室外機・部屋自体など、エアコン以外の場所が原因のこともある
  • 自分でできる確認はすべて0円から始められる

まず結論から:クリーニング後も臭う原因は「場所」で分けて考える

「クリーニングしたのに臭い」という相談の多くは、原因の場所が1つではないことに気づいていません。そのため、同じ業者に同じメニューでもう一度頼んで終わってしまいます。

まずは、どこが原因になりやすいかを一覧で整理しました。

原因の場所 よくある症状 壁掛けのままの標準清掃で届くか
熱交換器(フィン)の奥 カビ臭・酸っぱい臭い △ 届きにくい
送風ファンの内部 ほこり臭・戻ってくる臭い △ 標準メニューでは対象外のことも
ドレンパン・ドレンホース 生乾き臭・下水のような臭い △ 会社により対象外
室外機 イカ臭い・カビ臭い ○ 別オプションのことが多い
部屋自体・他の家電 エアコン以外が原因 × エアコンの清掃では解決しない
清掃時の洗剤のすすぎ残り 清掃直後だけ薬品臭・生乾き臭 (業者側の作業の問題)

▶ 一番多いのは熱交換器・送風ファンの奥まで洗浄が届いていないケースです。次の章から順番に見ていきましょう。

原因①熱交換器(フィン)の奥まで洗浄が届いていない

エアコンの内部には、冷たい空気をつくる熱交換器(フィン)という部品があります。ここにホコリと湿気が重なると、カビが繁殖して臭いのもとになります。

知恵袋には、業者に清掃してもらっても臭いが取れなかったという相談に、こんな回答がありました。

壁に取り付けたままチャッチャと表面だけ綺麗にしてるだけ。お弁当箱を洗うのに仕切りを全部外さずに洗うようなもので、隙間に汚れが残りますYahoo!知恵袋の回答より(要旨)

別の相談にも、似た内容の回答がついていました。

壁掛けたままでは汚れが落ちないため黒カビが増殖する。壁掛けたままの洗浄では熱交換器やケーシング内に黒カビが残り、臭いは取れないYahoo!知恵袋の回答より(施工業者を名乗る回答者・要旨)

室内機を壁から外す「オーバーホール洗浄」をしないと、黒カビが残るという考え方です。すべての業者がこの説明を採用しているわけではありません。ただ、複数の回答で同じ指摘が見られました。

原因②送風ファンの汚れが残っている

もう1つ見落とされやすいのが送風ファンです。筒のような形をしていて、羽根の1枚1枚にホコリがこびりつきます。

標準的な清掃メニューは、フィルターと熱交換器を中心に洗うものが多いです。送風ファンの分解洗浄は、別オプションになっている業者もあります。申し込む前に、含まれているかを確認しておくと安心です。

送風ファンが汚れたままだと、風が出るたびにホコリ臭・戻ってくるような臭いを感じやすくなります。

原因③ドレンパン・ドレンホースの汚れ

冷房を使うと、エアコンの内部で水滴が発生します。この水を受け止めて外に流す部品がドレンパンドレンホースです。

ここにホコリや水垢がたまると、生乾きの洗濯物のような臭いが出ます。下水に近い臭いになることもあります。会社によっては標準メニューの対象外のこともあるため、見積もりの段階で聞いておきましょう。

原因④室外機の汚れ・カビ

室内機だけをきれいにしても臭いが残ることがあります。室外機の熱交換器にホコリや虫の死骸がたまると、そこから臭いが出るためです。イカ臭い・カビ臭いという表現で相談されることが多いです。

室外機の清掃は、多くの業者で別オプションとして案内されています。室内機だけ頼んで「それでも臭う」という場合は、室外機を含めていたか見直してみてください。

原因⑤エアコンではなく部屋自体が臭っている可能性の見分け方

ここまでの原因を確認しても変わらない場合があります。実はエアコン以外の場所が臭いのもとだったというケースです。

恐らくエアコンは関係ありません。冷蔵庫はコンプレッサーの熱でドレン水を室内に蒸発させる構造です。トレイが汚れると、酸っぱい臭いが生じることがあります。冬は気にならず、初夏から気になるなら疑ったほうがいいでしょうYahoo!知恵袋の回答より(要旨)

この相談者が疑っていたのはエアコンでした。しかし実際の原因は近くにあった冷蔵庫だったという例です。

壁紙・カーテン・部屋干しの生乾き臭・タバコのヤニも同じです。部屋そのものに臭いが染みついていると、見分けがつきにくくなります。

エアコンを止めても部屋の臭いが変わらないなら、疑う場所を切り替えてみましょう。

実はクリーニング作業そのものが原因になっていることもある

「業者に頼んだのにかえって臭くなった」という相談も見つかりました。原因は洗浄に使った薬剤です。

薬剤が洗い流しきれていない場合かも知れません。強いアルカリ性の洗浄液がアルミフィンに残ると、乾く時にカビっぽい・ホコリっぽい臭いを出すことがありますYahoo!知恵袋の回答より(要旨)

この相談では対処法も提案されていました。「点検員がいる時にクリーニング業者に電話して、説明してもらう」という方法です。すすぎ残りが疑われるなら、清掃した業者にそのまま連絡してみましょう。

もう1つ多いのが、消臭・防カビ加工がオプション扱いだったケースです。

おそうじ本舗でクリーニングしたが、見た目の黒カビは取れたのに肝心の臭いが取れないYahoo!知恵袋の質問より(要旨)

この質問への回答では理由が説明されていました。「消臭・防カビ加工は追加料金の会社が多く、標準料金に含まれない」ことがあるそうです。清掃メニューに何が含まれていたか、明細で見直してみてください。

業者側に確認したい3つのこと

  • 送風ファン・室外機は清掃メニューに含まれていたか
  • すすぎ・乾燥の工程はきちんと行われたか
  • 消臭・防カビ加工は標準料金に含まれるか、別料金だったか

自分でできる確認と対処の方法(お金をかけずにできる順に)

業者に連絡する前に、費用をかけずにできることがいくつかあります。順番に試してみましょう。

0円でできること

まず試す3つ

  • 冷房運転の後に送風運転を30分〜1時間して内部を乾かす(湿ったままだとカビが繁殖しやすい)
  • フィルターの水洗い(月1〜2回が目安)
  • 部屋の窓を開けて換気し、エアコン以外が原因でないかを切り分ける

これらはお金がかからず、今日から始められる対処法です。1週間ほど続けても臭いが変わらないなら、原因は自分では届かない内部にあります。

少し手間をかけてできること

吹き出し口の見える範囲を、固く絞った布で拭き取るのも効果があります。ただし、市販の洗浄スプレーを内部に直接吹きかけるのはおすすめできません

すすぎが不十分だと、原因③で触れたのと同じことが起きます。洗浄液が電子部品にかかって故障の原因になることがあるためです。壊れると、修理費用がクリーニング代より高くつくこともあります。

賃貸で気をつけたいこと

賃貸のエアコンは、多くの場合部屋に備え付けられた大家さんの持ち物です。ここを忘れて自己判断で進めると、思わぬトラブルになります。

賃貸での注意点

  • 勝手に分解して洗浄しない(設備の持ち主は大家さん・管理会社)
  • 市販スプレーで内部を壊した場合、修理費用や弁償を求められる可能性がある(契約内容による)
  • 業者を呼ぶ前に、管理会社へ一言連絡しておくと安心

だれが費用を負担するかという論点は別に整理しています。気になる人は賃貸のエアコンクリーニング料金・負担の考え方もあわせて確認してください。

業者に頼み直すべきかの見分け方

自分でできることを試しても変わらなければ、次は分解洗浄まで対応できる業者を選び直す番です。

エアコンの年式を確認する

知恵袋の相談では、12年前のエアコンについて、こんな回答もありました。

内部クリーニングはどこでやったのですか?12年たっていたら部品がなく、修理ができません。内部洗浄はあきらめて、買い替えを検討したほうがいいですYahoo!知恵袋の回答より(販売施工業者を名乗る回答者・要旨)

製造から年数がたちすぎたエアコンは、分解洗浄そのものを断られることがあります。目安は10年前後です。それを超えると、買い替えのほうが結果的に安く済むケースもあるようです。

業者に確認したい3つのこと

頼み直す前に、次の3点を見積もり時に聞いておくと失敗しにくくなります。

確認リスト

  • 室内機を壁から外して分解する「オーバーホール洗浄」に対応しているか
  • 送風ファン・室外機・ドレンパンは料金に含まれているか、別料金か
  • 消臭・防カビ加工は標準か、オプションか

たとえば公式サイトでは、ダスキンの壁掛けタイプ通常清掃は11,000円(税込・1台)です。お掃除機能付きは16,500円、室外機の清掃は別オプションで6,600円ほどと案内されています。

含まれる範囲を先に確認すれば、あとから「思っていたのと違った」を防げます。

とはいえ、フィルター掃除や送風運転を試しても、変わらないケースがあるでしょう。原因は熱交換器の奥のように、自分では届かない場所にあるからです。

その状態で市販スプレー(1,000〜2,000円ほど)を使うと、故障のリスクがあります。修理費用のほうが高くつくこともあります。標準メニューのままの業者にもう一度頼んでも、同じ結果になりかねません。

最初から内部までしっかり洗ってくれる業者なら、通常タイプ11,000円〜で頼めます。余計な出費や二度手間を防げます。

もし自分での確認をひととおり試して変わらなかったなら、内部までの洗浄実績がある業者に一度頼み直すのが近道です。

ダスキンで内部までプロに任せる(税込11,000円〜)
壁掛けタイプ通常11,000円〜・お掃除機能付き16,500円〜(税込・1台)

自分で試してもダメだった、または面倒だと思った人へ

もう一度きちんと分解洗浄してもらうなら、業者選びが重要です。賃貸で名前が挙がりやすい3社の料金と、室外機込みの総額を比べておくと失敗しにくくなります。

エアコンクリーニング3社の料金比較を見る

よくある質問

Q. エアコンクリーニングしても酸っぱい臭いがするのはなぜですか?

A. 熱交換器のフィンにカビが残っているケースが多いです。まれに、原因⑤で触れたように冷蔵庫など別の家電が原因のこともあります。

Q. クリーニング後にカビ臭いままなのは施工不良ですか?

A. 施工不良とは言い切れません。ただ、壁に取り付けたままの標準メニューでは、内部のカビが残るという指摘が複数見つかりました。分解洗浄に対応しているか確認しましょう。

Q. 何度クリーニングしても臭いが戻るのはなぜですか?

A. 送風ファン・ドレンパン・室外機など、毎回同じ場所を洗い残している可能性があります。次に頼むときは、含まれる範囲を業者に確認してみてください。

Q. 賃貸でも自分でクリーニング業者を呼んでいいですか?

A. エアコンは大家さんの持ち物であることが多いです。呼ぶ前に、管理会社へ確認しておきましょう。

とはいえ、何度も自己流で試して臭いが取れないのは、思った以上にストレスです。

同じダスキンの例で見ても、通常タイプは11,000円です。お掃除機能付きなら16,500円、室外機まで頼んでも6,600円ほどの追加で済みます。

内部まできちんと洗ってもらえれば、買い替えを検討する前に試す価値があります。

もし自分でできることを一通り試して変わらなかったなら、最初から分解して洗ってくれる業者に頼み直しましょう。

ダスキンに内部洗浄を申し込む(税込11,000円〜)
室外機まで含めても目安17,600円〜(通常タイプ・税込)

結局どこに頼み直せばいいか迷っている人へ

今回紹介したダスキンのほかにも2社を比べています。おそうじ本舗・カジタクを含めた3社を、お掃除機能付き・室外機込みの総額で比較しました。

賃貸のエアコンクリーニング料金・3社比較を見る

まとめ:場所を絞ってから動くと無駄がない

まとめ

  • 臭いが戻る一番の原因は熱交換器・送風ファンの奥まで洗浄が届いていないこと
  • ドレンパン・室外機・部屋自体が原因のこともある
  • すすぎ残りや消臭オプション未実施など、清掃側の問題のこともある
  • まずは送風運転・フィルター掃除・換気を0円で試す
  • 変わらなければ、分解洗浄に対応した業者に頼み直す

「もう一度同じところに頼めばいいや」で終わらせないことです。どこが原因かを絞ってから動くと、余計な出費を防げます。

入居前の内見の段階で、エアコンの年式や汚れを確認しておきましょう。入居後の臭いトラブルを避けやすくなります。内見でチェックすべきポイント15もあわせてご覧ください。

クリーニング代を含めた初期費用の全体像を、まだ把握していない人もいるはずです。一人暮らしの初期費用の内訳も先に見ておくと安心です。

この記事について
「くらしのさいふ」編集部が、清掃各社の公式サイトとYahoo!知恵袋の実際の相談事例を調査して執筆しています。料金・条件は執筆時点(2026年8月)の情報です。最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
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