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結論、ペット可の賃貸は、初期費用が家賃1〜2ヶ月分ほど多くかかります。家賃6万円の部屋なら、目安は6万〜12万円のプラスです。内訳は敷金の上乗せ・別枠のペット保証金・消臭消毒費の3パターンに分かれます。
「ペット可だから敷金が1ヶ月増える」という話は、よく見かけます。ただ、それだけで終わる説明が多く、結局いくら多いのか、退去のときにいくら取られるのかが分からないまま契約する人が少なくありません。
この記事では、家賃6万円のモデルケースで実際に計算し、退去のときの原状回復の考え方まで含めて調べました。数字は【編集部試算】と【各社の記載】を分けて示します。
結論:ペット可の賃貸は、初期費用がいくら高いか
- 初期費用の総額は、通常物件より家賃1〜1.5ヶ月分ほど多い
- 家賃6万円なら、プラス6万〜9万円が目安(別枠のペット保証金があると最大+12万円)
- 退去費用は物件と傷み方で大きく変わる。契約時に原状回復の特約を確認する
【各社の記載】賃貸情報サイトのCHINTAIが出している記事によると、通常物件の初期費用は家賃4.5〜5ヶ月分が目安です。ペット可物件はここに1〜1.5ヶ月分が上乗せされ、家賃5.5〜6ヶ月分になるとされています。
次の章から、費目ごとの中身と、実際の金額を見ていきましょう。
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ペット可で増える費目一覧:敷金・保証金・消臭消毒費
「ペット可だから高い」とひとくくりにされがちですが、増える費目は物件によって決まったパターンがあります。ここを知らないと、見積書を見ても何が普通で何が割高なのか判断できません。
| 費目 | 内容 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 敷金の上乗せ | 通常の敷金に、ペット分として上乗せするタイプ | 家賃1ヶ月分ほど増える |
| ペット保証金 | 敷金とは別枠で預けるタイプ。退去時に精算 | 家賃1〜2ヶ月分 |
| 消臭・消毒費 | 入居前の抗菌施工。返金されないオプション費用 | 1万5,000〜3万円ほど(要確認) |
| 鍵交換費用 | ペット可に限らず発生する定番オプション | 1万〜2万円 |
| ペット飼育料(月額) | 家賃に上乗せして毎月払うタイプ | 月2,000〜5,000円(地域・物件差あり) |
▶ 「敷金の上乗せ」か「別枠のペット保証金」か、物件によってどちらか一方が使われます。両方同時にかかることは少ないので、見積書でどちらの形かをまずたしかめましょう。
消臭・消毒費とペット飼育料は、契約書に「オプション」として、小さく書いてあることがあります。見積りの合計額だけを見ていると気づきにくいので、内訳を1行ずつたしかめてください。
家賃6万円のモデルケースで計算:総額はいくら違うか
ここからは【編集部試算】として、実際の金額に落とし込みます。前提は家賃6万円、CHINTAIの記事にある「通常4.5〜5ヶ月分/ペット可5.5〜6ヶ月分」という比率を使います。
| ケース | 月数の目安 | 初期費用の総額 |
|---|---|---|
| 通常物件(下限) | 4.5ヶ月分 | 27万円 |
| 通常物件(上限) | 5.0ヶ月分 | 30万円 |
| ペット可物件(下限) ← 差額6万円 | 5.5ヶ月分 | 33万円 |
| ペット可物件(上限) | 6.0ヶ月分 | 36万円 |
▶ 計算式は「家賃6万円×月数」です。差額は6万〜9万円、家賃にしてちょうど1〜1.5ヶ月分になります。
さらに、敷金に上乗せするタイプではなく、別に「ペット保証金」(家賃1〜2ヶ月分)を求める物件だと、差額は最大で12万円まで大きくなります。契約前に、どちらの仕組みかを必ず聞いておきましょう。
間取りが広い物件や、家賃が高いエリアでは、家賃6万円の試算より当然大きな金額になります。「家賃の何ヶ月分か」で見るクセをつけておくと、見積書が高いかどうかを自分で見分けやすくなります。
月々のペット飼育料は、年間でいくらになるか
- 毎月の家賃に上乗せされるタイプの費用がある
- 2年間住み続けると、初期費用とは別に5万〜12万円ほど積み上がる
【各社の記載】ペット飼育料は、初期費用とは別に毎月かかるタイプの費用です。仙台市の賃貸を扱うエムアセッツ社の記事では、月額2,000〜5,000円が相場の例として紹介されていました。地域や物件によって差があるので、あくまで一例として見てください。
| 期間 | 月額2,000円の場合 | 月額5,000円の場合 |
|---|---|---|
| 1年 | 2万4,000円 | 6万円 |
| 2年 ← 標準的な契約期間 | 4万8,000円 | 12万円 |
▶ 2年間の契約なら、初期費用の差額(6万〜9万円)に加えて、さらに5万〜12万円を見込んでおく必要があります。
ペット飼育料が家賃に含まれず、更新料の対象になっている部屋もあります。契約書の「賃料」欄と「その他費用」欄を分けてたしかめておくと安心です。
退去時にいくら請求される?原状回復の考え方
【各社の記載】初期費用より、実は退去時の請求額のほうがブレが大きく、トラブルになりやすいポイントです。原状回復の工事を請け負う「特掃隊」という会社の記事では、ペットがいた物件の退去費用として「家賃+10万〜20万円」という数字が挙げられていました。
ただしこれは、工事でもうかる一社が出した目安で、公の調査ではありません。修繕をする側が出す数字なので、高めに出ている可能性がある点も忘れずに。
修繕費の内訳(6畳あたりの目安)
| 箇所 | 修繕費の目安 |
|---|---|
| フローリング張り替え | 10万〜15万円 |
| 壁紙(クロス)張り替え | 4万〜5万円 |
| 柱の傷の修繕 | 2万〜6万円 |
| ハウスクリーニング(1R) | 3万円ほど |
▶ 傷や臭いが複数箇所に及ぶと、あっという間に10万円を超えます。退去前の写真撮影が、あとで揉めないための一番の対策です。
この3つ目の例のように、住んでいた人が「そんなに傷めていない」と感じていても、高い金額の請求書が届くことは珍しくありません。
国土交通省が出している「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」という資料があります。ここでは、年数がたって自然に傷んだ部分は家賃に含まれるとされ、貸主の負担とされています。
一方で、いつもの使い方を超えるような傷みは、借主が負担する決まりです。柱の引っかき傷や、床・壁紙のにおいの染みつきは、多くの場合こちらに入ると考えられていますが、ペットを名指しして書かれているわけではありません。「絶対に払わなくてよい」とは言い切れないことは、覚えておきましょう。
一人暮らしでペットを飼う前に知っておきたい現実
日中ほぼ部屋にいない人は、鳴き声やストレスで近隣トラブルになりがちです。先にペットシッターや預け先を決めておくと安心できます。
爪とぎ・トイレの失敗・かじり癖は、しつけが済むまで避けにくいものです。退去のお金は、多少高めに見ておきましょう。
物件を移るたびに初期費用の差額がかかります。長く住むほど1回あたりの負担は軽くなるため、腰を据えられる部屋を選ぶほうが結局は安上がりです。
ペットを飼うこと自体を止める話ではありません。ただ、「初期費用が払えたら終わり」ではないことは、契約前に知っておいたほうがよい現実です。留守番の時間・鳴き声・退去リスクの3つは、契約書には書かれていません。
ペット可物件を探せるサービスを比較
ここからは、ペット可物件を探すときに使えるサービスを比較します。当サイトで扱っているDOOR賃貸とスモッカを、ペット可の探しやすさとお祝い金の面から見てみましょう。
| イチオシ ◎ まず登録すべき DOOR賃貸 |
○ サブで使う スモッカ |
|
|---|---|---|
| ペット可の探しやすさ | 専用特集ページ・都道府県別に検索可 | ペット可のトピックページで一覧表示 |
| お祝い金 | 最大10万円(期間限定キャンペーン) | 最大5万円 |
| 対象条件 | 入居決定で対象者全員(要問い合わせ) | 対象者全員(申請条件は公式で要確認) |
| 飼育設備の解説記事 | あり(滑り止め加工・防音壁など) | 案内なし |
| 申込方法 | ネット完結 | ネット完結 |
▶ ペット可の情報量とお祝い金の大きさでDOOR賃貸が一歩リード。シンプルに「対象者全員」の分かりやすさならスモッカも候補になります。
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2社の特徴と短評
◎ まず登録すべき DOOR賃貸(ペット可の情報が充実)
DOOR賃貸は、ペット可物件専用の特集ページを持っています。滑り止め加工のフローリングや防音壁など、設備面の解説まで用意されているのが特徴です。
お祝い金は入居決定で対象者全員に最大10万円と、今回比較した中では大きめです。ただしこれは期間限定のキャンペーンだったため、申し込み時点の金額を公式ページで必ずたしかめてください。
DOOR賃貸で対象物件を確認する(無料)
キャンペーン内容は変動することがあります。申込み前に公式ページでご確認ください
○ サブで使う スモッカ(対象者全員に最大5万円)
スモッカにも、ペット可物件を集めたトピックページがあります。お祝い金は最大5万円で、DOOR賃貸より控えめですが、対象者全員という分かりやすさが利点です。
DOOR賃貸のキャンペーンが終了していたときの保険として、あわせて検討する使い方が向いています。
スモッカでペット可物件を見てみる(無料)
登録・利用は無料です。対象者全員が受け取り対象です
あなたに合うのはどれ?状況別ミニ診断
DOOR賃貸の入居キャンペーンからたしかめましょう。ただし条件は時期によって変わるので、申し込み前に必ず金額を見てください。
スモッカは「対象者全員」という条件が明確です。抽選や条件の複雑さを避けたい人に向いています。
サイトの検索条件だけでは絞り込みにくいことがあります。気になった物件は、不動産会社にじかに、飼えるペットの種類・頭数をたしかめてください。
注意点・落とし穴
「敷金礼金なし」のペット可物件は要注意
初期費用を安く見せるために、敷金礼金なしにしている物件があります。一見お得に見えますが、退去のときにまとめて修繕費を求められる仕組みになっていることが多く、結局は総額があまり変わらないか、逆に高くつくこともあります。
多頭飼いは敷金が匹数分かかることがある
猫や犬を複数頭飼っている場合、敷金が頭数分だけ加算される物件があります。契約前に、頭数に応じた金額かどうかをたしかめておきましょう。
よくある質問
Q. ペット可賃貸の初期費用の相場はどれくらいですか?
A. 家賃5.5〜6ヶ月分が目安です。通常物件(4.5〜5ヶ月分)より1〜1.5ヶ月分ほど多くなります。
Q. 敷金なしでもペット可の賃貸は借りられますか?
A. 借りられる物件もありますが、退去のときに高めの修繕費を求められやすい傾向があります。総額で比べることをおすすめします。
Q. 退去費用は必ず高くなりますか?
A. 必ずではありません。ただ、原状回復工事を請け負う会社の記事では「家賃+10万〜20万円」という数字が挙げられており、ふつうの物件より重くなりやすい傾向はあります。
Q. 犬と猫で賃貸の敷金は変わりますか?
A. 物件によります。頭数や種類によって敷金が増える物件もあるため、契約前に不動産会社へ聞いておきましょう。
Q. ペット飼育料は毎月払うのが普通ですか?
A. すべての物件で発生するわけではありません。月額2,000〜5,000円ほどを家賃に上乗せする物件があるという例が報告されています。
まとめ:初期費用の差を知った上で、賢く選ぶ
- 初期費用は家賃1〜1.5ヶ月分多い(家賃6万円なら6万〜9万円)
- 月々のペット飼育料は、2年間で5万〜12万円が上乗せされることもある
- 退去時は「家賃+10万〜20万円」という記載が一社の記事にあり、写真での記録が重要
ペット可の賃貸は、初期費用だけでなく、月々の費用と退去時の費用まで含めて見ておくと、あとで慌てずに済みます。金額を知った上で選べば、必要以上に不安になる必要はありません。
とはいえ、ペット可であることで増える6万〜9万円は、決して小さな金額ではありません。
敷金の上乗せ分3万円、消臭消毒費2万円、鍵交換費用1万5,000円など、細かい費目が積み重なって数万円になっています。
理想は、ペット分は仕方ないとしても、それ以外の費目を交渉して減らすことです。
もし仲介手数料やオプション費用に交渉の余地があれば、数万円単位で初期費用そのものを軽くできることがあります。
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また、ペット可物件は審査がやや厳しくなる不動産会社もあります。「賃貸審査に落ちる人の特徴」も、契約前にあわせてたしかめておくと安心です。
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