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結論、単身赴任が1年〜1年3ヶ月程度なら「借りる」か、実家などに使っていない家電があれば「持っていく」のが総額で有利です。2年以上住む見込みがはっきりしているなら「買う」方が安くなります。今回は冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点を前提に、期間ごとの総額を実際に計算しました。
「単身赴任が決まったけど、家電はどうしよう」——最初につまずく人が多いところです。買うと帰任のときにまた処分に困りますし、借りたままだと長く住むほど割高になっていきます。
答えは赴任がどれくらい続くかで変わります。今回は「持っていく」「買う」「借りる」の3つを、実際の金額で比較しました。あわてなくても、ひとつずつ見ていけば大丈夫です。
- 1年未満の赴任なら借りるが総額で最も安い
- 1年3ヶ月(約15ヶ月)を境に買う方が借りるより安くなる
- 実家などに持っていける家電があるなら、期間を問わずそれが一番安いことが多い
だれでも、はじめはとまどうものです。あせらず、じっくりいきましょう。
単身赴任の家電、3つの選択肢をまず比較する
選べる方法は大きく3つです。それぞれ初期費用・月々の負担・赴任終了時の扱いが違います。ひとつずつ、表で見比べてみましょう。
| 選択肢 | 初期費用の目安 | 月々 | 赴任終了時 |
|---|---|---|---|
| 持っていく | 運搬費3.5万〜6万円程度 | 0円 | 持ち帰るなら再度運搬費、手放すなら処分費 |
| 買う | 6万円前後 | 0円 | 処分費用1.25万円前後(または売却) |
| 借りる | 0円 | 4,700円〜 | 返却のみ(0円) |
▶ どれも一長一短ですが、住む期間が読めるかどうかで最適な方法が変わります。
「持っていく」を選ぶ場合の実務とお金
実家や今の家に使っていない家電があるなら、それを運ぶのが最も安く済むケースが多いです。かかるのは運搬費だけで、新しく家電を買う必要がありません。まずは家にある家電を見渡すところから始めてみましょう。
ただし単身用の引っ越しプランは、大きさや重さに上限があることが多く、冷蔵庫・洗濯機を含めると通常の単身引っ越し扱いになります。同じ都道府県内・通常期の目安は3.5万〜6万円です(スター引越センターの公表データより)。
この回答者は、そもそも家電を運ばずに家電付き物件を選ぶという手も紹介していました。持っていく手間そのものを無くす選択肢です。
この考え方は「持っていく」と「買う」の中間にあたります。送料がかからない分、安く済ませられるという声でした。
むずかしいことは、ひとつもありません。ゆっくりでも、きっとうまくいきます。
「買う」を選ぶ場合の実務とお金
新品や中古で買いそろえる方法です。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点なら、およそ6万円が目安になります。家電量販店の通販サイトで見つかる実売の価格帯から出した数字です。
内訳は冷蔵庫が約2万円、洗濯機が約2.8万円、電子レンジが約1.2万円ほどです。
むずかしく考えなくても、そこまで身構える必要はありません。知恵袋にも、割り切って安く買う工夫が寄せられていました。
安く買って、終わったら売るという考え方です。新品にこだわらなければ、初期費用をさらに抑えられます。
ただし買う場合は、赴任が終わるときの処分費用も忘れずに計算へ入れる必要があります。冷蔵庫・洗濯機の家電リサイクル料金と収集運搬料金は、合わせて1.25万円前後が目安です(家電製品協会・経済産業省の公表資料より)。処分方法は「引っ越しの家電処分費用を4つの方法で比較した記事」で詳しく解説しています。
そのままで、じゅうぶんです。ゆっくりでかまいません。
「借りる」を選ぶ場合の実務とお金
家電サブスク・レンタルを使う方法です。CLASの公式サイトでは、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジの3点セット(いつでも返せるプラン)の通常価格が月4,700円〜となっています(2026年8月確認)。
キャンペーン適用時(10%OFF・お届け配送手数料33%OFF)は月4,230円〜まで下がりますが、これは期間限定の価格です。キャンペーンはいつ終わるか分からないため、この記事の試算はすべて通常価格の4,700円で計算しています。
買う・持っていくと違い、初期費用がほぼゼロで始められるのが最大の利点です。赴任が急に決まった人には特に向いています。
この指摘のとおり、衛生面が気になる人には向かないという声もありました。気になる場合は洗濯機だけ新品を買い、他はレンタルにする組み合わせも考えられます。無理に一つの方法にそろえなくても、だいじょうぶです。
期間別の損益分岐点は?1年・2年・3年で比較
ここが今回いちばん伝えたいところです。「持っていく(片道)」「持っていく(往復)」「買う」「借りる」の4パターンで、赴任期間ごとの総額を計算しました。
- 持っていく(片道):運搬費4.5万円(3.5万〜6万円の中間値)のみ。現地で処分・譲渡し持ち帰らない
- 持っていく(往復):運搬費4.5万円を往復で9万円
- 買う:購入費6万円+赴任終了時の処分費1.25万円=7.25万円
- 借りる:CLAS3点セット月4,700円×赴任月数
| 赴任期間 | 借りる | 持っていく(片道) | 買う | 持っていく(往復) |
|---|---|---|---|---|
| 1年(12ヶ月) | 56,400円 | 57,500円 | 72,500円 | 90,000円 |
| 1年3ヶ月(15ヶ月) ← 借りると買うの分岐点 | 70,500円 | 57,500円 | 72,500円 | 90,000円 |
| 2年(24ヶ月) | 112,800円 | 57,500円 | 72,500円 | 90,000円 |
| 3年(36ヶ月) | 169,200円 | 57,500円 | 72,500円 | 90,000円 |
▶ 1年3ヶ月を境に、それより短ければ借りる、長ければ買う方が得という結果になりました。実家などに持っていける家電があるなら、期間を問わずこれが最安になりやすいです。
持ち帰る前提の「往復」パターンだけは、3年住んでも買うよりやや高くなります。持ち帰る予定があるなら、その運搬費も含めて比べておくと安心です。
とはいえ、赴任期間が「1年になるか2年になるか」は、辞令の時点では分からないことも多いはずです。
買ってしまってから2年目に転勤が延びれば7.25万円がまるごと無駄になり、借りたまま3年住めば16.9万円と購入の倍以上を払うことになります。
理想は、期間がはっきりするまで初期費用0円で始められる状態にしておくことです。
もし赴任がまだ1年未満で終わりそうなら、月4,700円〜で始められる家電サブスクを使えば、無駄な出費を防げます。
CLASの家電3点セットを見てみる
初期費用0円・いつでも返却できます
借りるか買うか、もっと細かく金額を比較したい人へ
4社のレンタル料金・最低利用期間・返却時の負担まで比較し、買うより得なのは何ヶ月からかを計算した記事があります。
なぜ量販店や引っ越し業者は「単身赴任セット」を勧めるのか
家電量販店や引っ越し業者の中には、「単身赴任セット」「新生活応援パック」といったまとめ買いプランを積極的に案内するところがあります。
まとめて買ってもらえれば、業者側は1回の接客で複数の商品を売れます。「セットの方がお得です」という案内自体は事実でも、あなたの赴任期間に本当に合っているかは別の話です。
1年程度の赴任なのに新品フルセットを勧められた場合は、今回の期間別の総額と見比べてから決めることをおすすめします。すすめられるままに決めなくても、まったく問題ありません。
きっと、なんとかなります。あせらなくても、まにあうことがほとんどです。
会社が家電・引っ越し費用を負担してくれるケースもある
単身赴任では、赴任手当や引っ越し費用の補助、家具・家電付きの社宅を用意している会社もあります。総務・人事に確認するだけで、自己負担がゼロになる場合もあるため、家電を選ぶ前に必ず聞いておきましょう。
ただし補助の有無・金額は会社ごとにまったく違います。「知人の会社ではこうだった」という話を、そのまま当てはめるのは危ないです。
会社のきまりをたしかめたうえで、今回の表を使うのが安全な順番です。あせらずに、順番どおり進めていきましょう。
家族と離れて暮らす場合に気をつけたいこと
家族は自宅に残り、自分だけ単身赴任するケースでは、実家や自宅の使っていない家電を回してもらえないかを最初に確認する価値があります。運搬費だけで済み、先ほどの試算のとおり多くの場合いちばん安く済みます。
この方のように、新しい方を実家に残し、古い方を単身赴任先に回すという判断も一つの方法です。
帰任のときに実家や自宅に置き場が無いケースも珍しくありません。持ち帰る前提で計画するなら、置き場所まで先に確認しておきましょう。処分することになった場合の費用は「引っ越しの家電処分費用の記事」で具体的に比較しています。
ひとつひとつ、たしかめていけば、こわくありません。
単身赴任の家電でよくある失敗と注意点
- 期間を確認せず新品フルセットを買い、帰任時に処分費用がかさむ
- 「会社が出してくれるはず」と思い込み、あとから自己負担と判明する
- レンタルの最低利用期間を確認せず契約し、短期解約で損をする
とくに多いのが「とりあえず買っておけば安心」という思い込みです。赴任の期間が決まっていないなら、まずは借りておき、期間が延びそうになった時点で買い替えを考える方が損をしにくくなります。今すぐ決め切らなくても、だいじょうぶです。
あなたはどのタイプ?状況別チェック
借りるが安心です。初期費用がかからず、期間が延びても契約を続けるだけで済みます。
持っていくのが最安になりやすいです。運搬費だけで済むかどうか、まず家族に確認しましょう。
今回の試算では1年3ヶ月を超えると買う方が有利でした。新品・中古を問わず購入を検討しましょう。
持っていく(往復)は運搬費が2回かかります。買う方が総額で近いか安くなる場合が多いので、両方の見積もりを取りましょう。
実際に単身赴任を経験した人の声
知恵袋には、単身赴任の家電について具体的な体験談も寄せられていました。
今回の試算(1年3ヶ月が分岐点)とも近い結論です。長期の赴任ほど、購入が有利という点は共通していました。
ゆっくりでいいので、ひとつずつすすめましょう。そんなときこそ、おちついていきましょう。
すべてを1つの方法で揃える必要はありません。家電ごとに買う・借りる・持っていくを組み合わせるという発想も参考になります。
よくある質問
期間・お金について
Q. 単身赴任の家電、結局いくらかかりますか?
A. 3点セット(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ)なら、買う場合は処分費用込みでおよそ7.25万円、借りる場合は月4,700円〜が目安です。赴任期間によってどちらが安いかが変わります。
Q. 家電サブスクは単身赴任に向いていますか?
A. 1年3ヶ月程度までの赴任なら、初期費用がかからないレンタルの方が総額で安くなりやすいです。それより長くなりそうな場合は購入も検討しましょう。
持っていく・処分について
Q. 実家の家電を単身赴任先に持っていくのはアリですか?
A. 運搬費だけで済むため、多くの場合いちばん安くなります。単身用の引っ越しプランに大きさ・重さの上限がないか、事前に確認しましょう。
Q. 単身赴任が終わったら家電はどうすればいいですか?
A. 実家に持ち帰る、リサイクルショップに売る、自治体で処分するなどの方法があります。処分費用の内訳は「引っ越しの家電処分費用」の記事で比較しています。
まとめ:目安は「1年3ヶ月」、住む期間で選び方が変わる
- 1年3ヶ月(約15ヶ月)が借りると買うの分岐点
- 実家などに持っていける家電があれば、多くの場合それが最安
- 会社の補助制度は必ず先に確認してから決める
まずは自分の赴任期間がどれくらいになりそうか、会社にたしかめるところから始めてみてください。いますぐぜんぶ決めなくても、こまりません。
とはいえ、赴任期間が最初から2〜3年とはっきり決まっている人もいるはずです。
その場合、月4,700円のレンタルを3年続けると16.9万円。購入(7.25万円)より9万円以上多く払うことになります。
理想は、期間が決まっている分だけ契約し、無駄な月額を払わないことです。
もし赴任の期間がほぼ確定しているなら、期間を選んで契約できるレンタル会社を使うと、買うか借りるかで迷う時間そのものを減らせます。
かして!どっとこむの家電セットを見てみる
期間を決めて契約できるレンタルです
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