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結論、自炊しなくても月2.9万円前後で食費は回せます。ただし全部を外食にすると、月6万円を超えるプランになりがちです。
「自炊しないのはやばい?」「一人暮らしで自炊しない人ってどのくらいいるの?」——一人暮らしを始めると、こう検索する日が一度は来ると思います。実際、Yahoo!知恵袋にも同じ悩みの相談が数多く寄せられていました。
そこで今回は、コンビニ中心・外食中心・工夫パターンの3通りで、1日3食×30日の食費を実際に計算しました。知恵袋の生の声と、総務省の統計もあわせて、自炊しない生活は本当にまずいのかを正直にまとめています。
結論:自炊しなくても月2.9万円で回せる(外食だけだと6万円超え)
- コンビニ弁当と半額惣菜を組み合わせた工夫パターンなら、1日950円・月28,500円で回せる
- 外食中心にすると1日2,050円・月61,500円まで膨らむ
- 【公的統計】総務省の家計調査(2025年・単身世帯)では、食料への支出は月49,321円。工夫パターンならこれより安く収まる
「自炊しない=高くつく」というのは、実は思い込みです。何を選ぶかで金額は倍以上変わるというのが、今回計算してみて分かったことでした。次の章から、実際の数字を見ていきましょう。
そもそも一人暮らしで自炊が続かない3つの理由
「自炊しない自分は怠けている」と感じる必要はありません。なぜ自炊が続かないのか、一人暮らしには構造的な理由が3つあります。
スーパーの野菜や調味料は、家族向けの量で売られています。1人分だけ作ろうとすると、余った食材を腐らせてしまうのはよくある話です。
知恵袋の回答にも、自炊が面倒な理由としてこんな声がありました。
「30分でできる」と言われがちですが、前後の準備と片づけを含めると倍近い時間がかかるのが実感に近いはずです。
帰宅が遅い日、キッチンに立つ気力が残っていないのは自然なことです。「めんどくさい」で片づけていいレベルの負担ではありません。
自炊しないのはやばい?知恵袋のリアルな声
この記事でいちばん多くの人が知りたいのは、おそらくここです。実際に知恵袋へ相談を投げている人の声を見てみましょう。
この2つの質問に対する回答は、意外にも「問題ない」という意見が多数派でした。
つまり、自炊しないこと自体は「やばい」ことではないというのが、知恵袋の回答者たちの共通した見方です。ただし「お金や体調に問題がなければ」という条件つきの話でもあります。
お金の面(食費)と体調の面(栄養)、この2つさえ整えば、自炊しない生活は十分成り立ちます。次の章から、この2点を具体的に見ていきましょう。
自炊しない人の食費を3パターンで計算してみた
「お金の面」を先に片づけましょう。自炊しない場合の食費は、選び方によって1日あたり950円〜2,050円まで幅があります。実際に朝・昼・夜の内訳を計算してみました。
パターン①コンビニ中心(無理なく続けやすい)
朝はおにぎり2個と飲み物で約300円、昼はコンビニ弁当で約550円、夜は弁当と惣菜を1品足して約650円です。合計すると1日1,500円になります。
計算式:300円+550円+650円=1,500円/日 × 30日=45,000円/月
パターン②外食中心(時間はいちばん節約できる)
朝はコンビニで軽く約250円、昼は定食屋で約800円、夜は外食チェーンで約1,000円とすると、1日2,050円です。
計算式:250円+800円+1,000円=2,050円/日 × 30日=61,500円/月
パターン③コンビニ+スーパー惣菜の工夫パターン(今回いちばん安い)
朝はコンビニのパンかおにぎりで約200円、昼はスーパーの弁当を半額の時間帯に狙って約350円、夜はスーパーの惣菜の半額品とパックご飯を組み合わせて約400円にします。1日950円です。
計算式:200円+350円+400円=950円/日 × 30日=28,500円/月
知恵袋にも、値引きの時間帯を狙って自炊をサボっている人の声がありました。
| パターン | 1日あたり | 月換算(30日) |
|---|---|---|
| ①コンビニ中心 | 1,500円 | 45,000円 |
| ②外食中心 | 2,050円 | 61,500円 |
| ③工夫パターン ← 今回の最安 | 950円 | 28,500円 |
▶ 自炊しない場合でも、選び方次第で最大3.3万円ほどの差が出ます。
自炊する人と比べて本当に高くつくのか
ここまでの3パターンを、公的な統計と比べてみましょう。総務省の家計調査(2025年・単身世帯)では、食料への支出は月49,321円でした。これは自炊するかどうかを問わない、外食・中食も含めた平均です。
- 【編集部試算】③工夫パターン(28,500円)は【公的統計】(49,321円)より約2万円安い
- 【編集部試算】①コンビニ中心(45,000円)は【公的統計】よりわずかに安い(約4,300円差)
- 【編集部試算】②外食中心(61,500円)は【公的統計】より約1.2万円高い
つまり「自炊しない=食費が高くつく」は、選び方によっては当てはまりません。むしろコンビニだけに頼っていた人が工夫パターンへ切り替えれば、月2万円ほど浮かせられる計算です。
ただし、これは「自炊した場合の食費」との比較ではありません。自炊が得意な人なら、材料費だけで月2万円以下に収める人もいます。自炊が最安になる可能性は否定できませんが、続けられなければ意味がないというのが、この記事の立場です。
栄養バランスは大丈夫?気をつけたい3つの注意点
お金の次は、体調の面です。「自炊しない生活で栄養は大丈夫か」というのは、多くの人が気になる点でしょう。ここは断定を避け、公的な考え方を紹介します。
厚生労働省の「食事バランスガイド」では、主食・主菜・副菜をそろえることが勧められています。コンビニや外食が続くと、副菜(野菜・海藻など)が不足しやすいというのが、一般的に指摘されている傾向です。
- ①副菜(野菜・きのこ・海藻)を意識して1品足す
- ②主食・主菜・副菜のうち、抜けがちな1つを毎日決めて補う
- ③同じ組み合わせが続くときは、コンビニのサラダや冷凍野菜で変化をつける
知恵袋の回答者にも、栄養の偏りを自覚しながら工夫している人がいました。
「絶対に自炊しないと栄養が崩れる」というのは言い過ぎです。ただし、意識的に品目を増やす工夫は必要になります。次の章で、実際に何を食べているかの具体例を見てみましょう。
自炊しない人は実際に何を食べている?
知恵袋には、忙しくて自炊できない人からの相談も多く寄せられていました。
これに対するベストアンサーと、他の回答者の実例を紹介します。
洗い物の少なさを優先している人が多いのも、実際の声を読むと見えてきます。「自炊は一切しない」よりも、「炊飯だけはする」「レンジだけは使う」といった、部分的に手を抜く形が現実的な落としどころのようです。
冷蔵庫は大きいものはいらない、自炊しない生活の道具選び
自炊しない生活を前提にすると、道具の選び方も変わってきます。実は大きな冷蔵庫や調理器具は必要ありません。
- 小さめの冷蔵庫(作り置きをしないなら100L台で十分)
- 電子レンジ(温めるだけなら単機能で十分)
- 炊飯器(ご飯だけ自炊する場合。使わないなら不要)
逆に、フライパンや包丁セット、大型冷凍庫のような「自炊前提の道具」は、買っても使わずに場所だけ取ることになりがちです。一人暮らしを始めるときに何をそろえるべきかは、一人暮らしで最初に買うものリストでも自炊しない人向けの視点を含めて整理しています。
とはいえ、工夫パターンでも1日950円・月28,500円はかかります。
コンビニのおにぎり200円と半額惣菜400円だけの生活を続けると、飽きて結局カップ麺150円やお菓子で済ませる日が増えがちです。
理想は、栄養が整った冷凍弁当を平日の夕食だけ組み込み、月の食費を大きく増やさないことにあります。
もし夕食だけでも変えたいなら、いまの夜400円の惣菜を700円前後の冷凍弁当に変えるだけで十分です。差額は300円×30日で、月あたり約9,000円増にとどまります。
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自炊しない生活でやりがちな失敗と注意点
知恵袋の回答を読んでいくと、自炊しない生活そのものより、別の失敗談のほうが目立ちました。正直にまとめます。
- コンビニだけに頼り、食費が3パターンでいう②の水準まで膨らんでいた
- 栄養より「洗い物の少なさ」を優先しすぎて、品目が固定化していた
- 冷凍弁当をまとめ買いしたのに、食べきれず冷凍庫で余らせてしまった
実際に、冷凍弁当を持て余した経験を語る声もありました。
最初は少量から試すのが失敗を避けるコツです。まとめ買いは、生活リズムが固まってからでも遅くありません。
よくある質問
やばさ・栄養について
Q. 一人暮らしで自炊をまったくしないのはやばいですか?
A. 知恵袋の回答者の多くは「お金や体調に問題がなければ自由」としています。ただし食費と栄養の2点は、意識的に整える必要があります。
Q. 自炊しないと栄養は偏りますか?
A. 副菜(野菜・海藻など)が不足しやすい傾向はあります。断定はできませんが、意識的に1品足す工夫は有効です。
食費・道具について
Q. 自炊しない人の食費はどれくらいですか?
A. 今回の試算では1日950〜2,050円、月換算で28,500〜61,500円でした。選び方で3万円以上の差が出ます。
Q. 自炊しない場合、冷蔵庫は大きいものが必要ですか?
A. 作り置きをしないなら、100L台の小さめの冷蔵庫でも十分です。
Q. 自炊しない人は実際何を食べていますか?
A. 「ご飯だけ炊いておかずは買う」など、部分的に手を抜く形が多く見られました。コンビニ弁当や惣菜、冷凍弁当の組み合わせが中心です。
まとめ:自炊しないのは、悪いことじゃない
- 自炊しない食費は工夫次第で月28,500円〜61,500円まで幅がある(編集部試算)
- 総務省統計(2025年・単身世帯の食料費 月49,321円)と比べても、工夫パターンなら平均より安い
- 栄養は断定できないが、副菜を1品足す意識で対応できる
知恵袋の回答者たちが言うとおり、自炊しないこと自体は「やばい」ことではありません。お金と栄養、この2つのバランスさえ取れていれば、無理に自炊を続ける必要はないはずです。
とはいえ、コンビニと惣菜だけの28,500円生活は、味の変化が少なく飽きやすいのも事実です。
半額惣菜400円・カップ麺150円・コンビニスイーツ200円のような組み合わせに崩れると、栄養はさらに偏ります。
理想は、月28,500円の枠内に冷凍弁当を数食だけ組み込み、変化と栄養を両方確保することです。
もし来週から夕食を1品変えたいなら、400円の惣菜を700円前後の冷凍弁当に置き換えるだけで十分です。増える分は月9,000円ほどで、月28,500円の予算内でも十分やりくりできます。
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