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不用品回収の料金相場はいくら?自治体と業者を費用と手間で比較

不用品回収の料金相場はいくら?自治体と業者を費用と手間で比較

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結論、不用品回収の料金に全国共通の「相場」はありません。自治体の粗大ごみなら数百円〜数千円、民間の不用品回収業者に頼むと数千円〜数万円と依頼先ごとに大きく変わります。急いでいないなら自治体、直前でまとめて片付けたいなら許可を持つ業者、というのが基本の分かれ道です。

知恵袋には「不用品回収業者に72,000円を請求された」「見積もりの3倍近い860,200円を払った」という相談が実際にあります。安さをうたう広告と、当日の請求額が大きく違うケースが後を絶ちません。

だれにでも、いつかは片づけの日がやってきます。そのときのために、いま知っておいて損はありません。ゆっくりで、だいじょうぶです。

はじめてだと、とまどうことも多いはずです。あわてなくても、まにあうこともあります。

国民生活センターの発表によると、不用品回収サービスへの相談件数は2021年度に2,000件を超えました。今回は国民生活センター・環境省の公式情報と、実際の知恵袋の相談内容をもとに整理しました。自治体と業者の費用の違い、ぼったくり業者の見分け方、一人暮らしの退去でよくある組み合わせの費用感まで、順番に見ていきます。

先に結論だけ

  • 不用品回収の料金に全国共通の相場は無い。業者ごとの言い値になりやすい
  • 時間に余裕があるなら自治体の粗大ごみが最安になりやすい
  • 業者を使うなら一般廃棄物処理業の許可の有無を必ず確認する

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不用品回収の料金に「相場」が無い理由

「不用品回収 料金」で検索すると、多くのサイトが「相場は◯◯円」と書いています。ですが、その数字の多くは、回収を仕事にしている一社が出した目安にすぎません。

国民生活センターの2022年の発表資料には、こんな相談例が載っています。

「軽トラックパック7,000円、2トントラックパック2万5,000円」という広告を見て申し込んだが、当日、料金は25万円だと言われた国民生活センター発表資料より(相談事例の要旨)

広告の金額と、当日の請求額が一桁違うことすらあるのが、この業界の実情です。同じ「不用品回収」でも、会社によって値付けの仕組みがまったく違うため、平均を出すこと自体に意味がありません。

むずかしく考えなくても、だいじょうぶです。ひとつずつ、ゆっくり確かめていきましょう。

便利屋を全国展開するベンリーの加盟店(便利屋ベンリーブラザーズ)の例を見てみましょう。公式の料金表には、不用品回収が10,000円〜(別途お見積)と書かれています。

あくまで一社の目安であり、地域や量によって金額は変わるでしょう。くらしのマーケットのような業者マッチングサイトを見ても、登録している業者ごとの金額差はかなり大きいのが実情です。

自治体の粗大ごみと不用品回収業者を費用・日数で比較

まずは代表的な3つの処分方法を、費用の目安と日数で並べてみましょう。

イチオシ
◎ まず検討すべき
自治体の粗大ごみ
○ 急ぐ人のサブ
許可を持つ回収業者
△ 条件が合う人だけ
フリマ・買取
費用の目安 数百円〜数千円が中心 業者により数千円〜数万円と差が大きい 0円〜、お金がもらえることも
申込みから完了まで 1〜2週間程度かかることが多い 即日〜数日で動ける業者もある 引き取り手が見つかるまで日数が読めない
向いている人 引っ越しまで時間がある人 直前でまとめて片付けたい人 まだ使える物を手放す人

▶ 時間に余裕があるなら自治体が最安です。直前で焦っているなら許可のある業者を探すのが現実的です。

だれにでも、はじめはとまどうことがあります。あせらず、じっくりいきましょう。

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一人暮らしの退去でよくある「ベッド・冷蔵庫・洗濯機」はいくらになる?

一人暮らしの退去では、ベッド・冷蔵庫・洗濯機をまとめて処分する組み合わせがよく出てきます。自治体ルートと業者ルートで、実際にどれくらい差が出るのかを見てみましょう。

冷蔵庫・洗濯機は家電リサイクル法の対象品目です。どの処分方法を選んでも、リサイクル料金は必ずかかります。

以前まとめた家電リサイクル券センターの公表資料があります。それによると、冷蔵庫(小型)は3,740〜5,200円、洗濯機は2,530〜3,300円が目安です。

処分方法 3点セットの目安
自治体(粗大ごみ+リサイクル料金) ← まず検討 合計1万円台前半が中心
不用品回収業者(知恵袋の実例) 66,000円〜72,000円という請求例

▶ 同じ3点でも、依頼先によって5万円以上の差が出ることがあります。

ゆっくりでも、だいじょうぶです。ひとつずつ、整理していきましょう。

自治体ルートの内訳は、ベッドが数百円〜1,300円程度、冷蔵庫と洗濯機のリサイクル料金が合計6,000円台というのが目安です。ここに収集運搬料金が別途かかりますが、この金額は自治体ごとに違うため、申込み時に確認してください。詳しい家電4品目の料金は「引っ越しの家電処分費用」の記事にまとめています。

少し立ち止まって、自分の持ち物と照らし合わせてみましょう。それだけで、見通しがぐっと立ちやすくなります。

不用品回収業者の公式料金表を見てみる

「じゃあ業者はいくらなのか」を知るために、公式に料金を出している会社の例を見てみましょう。

こういう場面こそ、落ち着いて考えたいものです。ひとつずつ、実際の数字で見ていきましょう。

便利屋ベンリーブラザーズの公式サイトでは、家具の組み立てや洗濯機設置は6,000〜47,000円台と品目ごとに料金が決まっています。ですが不用品回収だけは「10,000円〜(別途お見積)」という表記です。量や品目によって金額が変わるため、確定額を先に出しにくいのでしょう。

こうした「〜」表記の先にある金額は、現地を見なければ確定しません。電話やサイトの金額だけで安心せず、必ず訪問見積もりで総額を確認しましょう。

そんなときこそ、落ち着くのがいちばんです。きっと、今のあなたにも当てはまるはずです。

ぼったくり業者を見分ける方法

まず確認すること

不用品回収業者に依頼するなら、一般廃棄物処理業の許可を持っているかを必ず確認しましょう。

環境省は「無許可での廃棄物の不要品回収行為は重大な犯罪です」というリーフレットで注意を呼びかけています。国民生活センターも同様に、広告を大きく出している業者が必ずしも許可業者とは限らないと指摘しています。

兵庫県丹波篠山市など複数の自治体も、公式サイトで無許可業者への依頼に注意するよう呼びかけているのです。一般廃棄物処理業の許可を得ずに回収を行うと、5年以下の懲役または5億円以下の罰金という重い罰則の対象になります。

なぜ無許可業者は「無料」や「格安」を掲げられるのでしょうか。正規の許可業者は、処理費用やリサイクル料金をきちんと負担します。

一方で無許可業者はこうしたコストを払わず、回収した物を転売したり不法投棄したりするケースが報告されています。安さの裏にこの仕組みがあると知っておけば、見分けやすくなるはずです。

こういう話は、意外と身近にあるものです。わからないことは、遠慮せず調べてみましょう。

見積もり時に確認すべき3つのポイント

依頼する前に、次の3つを必ず確認してください。むずかしいことではありません。

気持ちが焦ると、判断もあやふやになりがちです。まずは落ち着いて、順番に見ていきましょう。

ほんの少し立ち止まるだけで、あとの安心がぜんぜん違います。

依頼前のチェックリスト

  • 見積もりを書面(メールやチャットの文面でも可)でもらう
  • 「無料」をうたう場合は何が対象で何が対象外かを確認する
  • 作業前に「当日はこの金額で確定ですね」と口頭で念押しする

国民生活センターのアドバイスも同じです。「追加料金の有無」「作業内容と料金を明確に出してもらう」「キャンセル料の確認」が挙げられています。口約束だけで進めず、金額の根拠を必ず形に残すことが、後のトラブルを防ぐ一番の近道です。

ひとりで抱え込まなくても、だいじょうぶです。だれかに相談してみるのも、ひとつの方法でしょう。

実際にあった高額請求の相談から学ぶ

ここからは、知恵袋に寄せられた実際の相談を紹介します。だれにでも起こりうる話です。

こうした声は、決して珍しいものではありません。だからこそ、事前の準備が役に立ちます。

電話見積もりでは23,000円だったが、当日「リサイクル税が未計上」「軽トラに積めない」と言われ、最終的に40,000円を支払ったYahoo!知恵袋の質問より(要旨)

その場にいたら、きっと同じように払ってしまったはずです。だからこそ、前もって知っておきたいものです。

この相談にはベストアンサーが付いていました。元回収業者からの回答で、「2ドア冷蔵庫は最高1万円、エアコン取り外しは無料でも十分採算が取れる」という具体的な指摘です。

知らなければ、そのまま払ってしまったかもしれません。知っているだけで、こんなにも違うのです。

老人ホームの部屋整理を依頼したところ、当初「2tトラックパック49,800円」だったのに、当日は「一掃パック」を持ち出され、最終的に860,200円を請求されたYahoo!知恵袋の質問より(要旨)

この件は消費生活センターが仲介し、最終的に約20万円まで減額されたとのことでした。広告の金額と、現地で提示された別プランがまったく違うケースは、実際に何度も起きています。

信じられない話に思えるかもしれませんが、実際にあったやり取りです。だからこそ、事前に知っておく価値があります。

エアロバイクやテーブルなど数点の回収を頼んだら、想定の1〜2万円ではなく66,000円を請求されたYahoo!知恵袋の質問より(要旨)

回答では「許可業者なら1.5〜3万円程度」「数点で6万円は高すぎる」という指摘が寄せられていました。

数点だけでも、油断はできないということです。だからこそ、事前の見積もりが大切になります。

市区町村の粗大ゴミ回収サービスを使えば割安になる、というアドバイスが複数の相談で共通して寄せられていたYahoo!知恵袋の複数の回答より(要旨)

同じ悩みを持つ人は、思っているよりたくさんいます。ひとりで抱えず、まず調べてみましょう。

どの相談を見ても、「まず自治体を調べる」「複数社で見積もりを取る」という2点が繰り返しすすめられていました。

ここまで分かれば、もう迷わないはずです。あとは、ひとつずつ動くだけです。

札幌市の粗大ごみ手数料表で分かる自治体ルートの金額

「自治体ならいくらなのか」を具体的に見てみましょう。ここでは札幌市の公式手数料表を例にします。手数料は自治体ごとに違うため、実際に処分するときはお住まいの市区町村の金額を確認してください。

品目(札幌市の例) 手数料
ベッド(シングル・二段・パイプ等) 500円
ベッドマットレス(スプリング付き) 1,800円
たんす(高さ1m以上) 1,300円
いす(応接用1人掛け) 500円
テーブル(1m以上) 500円
布団(3枚まで) 200円

▶ 家具1点あたりは数百円〜1,300円程度で済むことが多く、これが自治体ルートの強みです。

ゆとりを持って動けば、きっとうまくいきます。落ち着いて、ひとつずつ確かめましょう。

ただし申込みから収集まで日数がかかる点には注意してください。多くの自治体で受付から収集まで1〜2週間程度を見込む必要があります。引っ越しの1ヶ月前を目安に、早めに申し込みましょう。

早めに動いておけば、あとで慌てずに済みます。ゆとりのあるうちに、済ませておきましょう。

あなたはどの処分方法が向いている?状況別診断

たいへんそうに見えても、順番に進めれば大丈夫です。自分の状況に合わせて、無理のない方法を選びましょう。

どれか一つは、きっとあなたに当てはまるはずです。

引っ越しまで1ヶ月以上ある人

今すぐ自治体の粗大ごみを申し込みましょう。もっとも費用を抑えやすい方法です。

引っ越しまで2週間を切っている人

自治体は間に合わない可能性が高い時期です。一般廃棄物処理業の許可を持つ業者を、複数社の見積もりで比較して探しましょう。

大型家具・家電が多い人

品目が多いほど業者の請求額も上がりやすいので、訪問見積もりで総額を先に確定させてから依頼するのが安全です。

退去の立会いがあり即日で片付けたい人

即日対応の業者に頼らざるを得ませんが、その場で追加請求があれば支払いを断ってよいことを覚えておきましょう。

不安になる気持ちは、だれにでもあるものです。焦らず、ゆっくり自分のペースで進めましょう。

不用品回収でやってしまいがちな失敗

よくある失敗

  • 広告の金額だけを見て、訪問見積もりを取らずに依頼してしまう
  • 「無料」という言葉だけで選び、許可の有無を確認しない
  • 当日、現金でその場払いを迫られてそのまま応じてしまう

とくに多いのが、広告のパック料金と、当日の追加料金を別物と知らず、現地で言われるがまま支払ってしまうケースです。先に総額を確定させる習慣があれば、こうした失敗の多くは防げます。

きちんと調べておけば、こわがる必要はありません。ひと呼吸おいて、確かめてみましょう。

よくある質問

料金について

Q. 不用品回収の料金相場はいくらですか?

A. 全国共通の相場はありません。自治体なら数百円〜数千円、業者なら数千円〜数万円と依頼先で大きく変わります。複数社の見積もりで比べることが大切です。

Q. 不用品回収でぼったくりに遭わないためには?

A. 一般廃棄物処理業の許可を確認し、見積もりを書面でもらい、作業前に総額を確定させることが基本です。

方法の選び方について

Q. 自治体の粗大ごみと業者、どちらが安いですか?

A. 時間に余裕があるなら自治体が安い傾向にあります。ただし申込みから収集まで1〜2週間かかるため、直前だと業者しか選べないことがあります。

Q. まだ使える不用品は買取に出せますか?

A. 状態が良ければリサイクルショップの買取やフリマアプリでの譲渡が可能です。ただし引き取り手が見つかるまでの日数が読めないため、余裕を持って動きましょう。

まとめ:自治体か業者かは「時間」で決める

ここまで来れば、あとは実行するだけです。少しの手間で、大きな安心につながります。

まとめ

  • 不用品回収の料金に全国共通の相場は無い。業者ごとの言い値になりやすい
  • 時間があるなら自治体の粗大ごみ、急ぐなら許可を持つ業者を選ぶ
  • 依頼前に一般廃棄物処理業の許可・書面での見積もり・総額の確定を必ず行う

まずはお住まいの市区町村のホームページで、粗大ごみの申込み方法と手数料を確認しましょう。時間が無ければ、許可の有無を確かめたうえで業者に複数見積もりを取ってください。それだけで、高額請求に遭う可能性は大きく下げられます。

ひとつひとつ確認すれば、こわがる必要はありません。最後まで気を抜かず、ゆっくり進めましょう。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。あとは、あなたのペースで進めるだけです。

とはいえ、今回処分にかかった数千円〜1万円台のお金は、次の部屋を探すときの出費にそのまま重なってきます。

敷金・礼金で家賃の2ヶ月分、仲介手数料で家賃1ヶ月分、引っ越し業者の見積もりで3〜5万円。処分費用のあとに、こうした初期費用がまとめてやってきます。

処分でかかった1万円前後を、次の契約で取り戻せたら家計にとって大きな助けです。

もしこれから賃貸を契約するなら、お祝い金がもらえるサイト経由で申し込むだけで、今回の処分費用の一部を取り戻せます。

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処分せずに済ませる方法はないの?

そもそも家電を買わずに借りれば、次の引っ越しでまた処分費用を払う必要がなくなります。処分費用を知ったいまなら、その選択肢が現実味を持つはずです。

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この記事について
「くらしのさいふ」編集部が、国民生活センター・環境省の公式発表、自治体の公式サイト、Yahoo!知恵袋の実際の相談内容を調査して執筆しています。料金は執筆時点(2026年8月)の目安です。正確な金額は、必ずお住まいの市区町村および依頼先の窓口でご確認ください。
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