※本ページはプロモーションが含まれています
結論からいうと、初期費用の分割には、①不動産会社が対応するカード払い、②初期費用の後払い専門サービス、③自分のクレジットカードの分割・リボ払いという3つの方法があります。まず①②をたしかめて、③は最後の手段にしておくと、手数料をおさえやすいでしょう。
初期費用は、家賃の4〜6ヶ月分ともいわれます。今月の給料だけでは足りない、ということもあるはずです。
ただし「不動産会社ならどこでも分割できる」わけではありません。使えるかどうかは、会社や物件によって差があります。
- ○ サブで使う ①不動産会社が対応するカード払いの分割(使える会社・物件のみ)
- ◎ まず検討すべき ②初期費用の後払い専門サービス(提携先なら不動産会社の対応状況を問わない)
- △ 条件が合う人だけ ③自分のクレジットカードの分割・リボ払い(手数料がかさみやすい)
初期費用の分割・後払いを診断してみる(無料)
診断は3分ほど・登録しても分割を使う義務はありません
そもそも初期費用はいくらかかる?分割を考える前に内訳を確認
3つの方法を比べる前に、何にいくらかかっているかを確認しましょう。分割できる・できないの前提が変わります。
| 費目 | 目安 |
|---|---|
| 敷金 | 家賃0〜2ヶ月分 |
| 礼金 | 家賃0〜2ヶ月分 |
| 前家賃 | 家賃1ヶ月分 |
| 仲介手数料 | 家賃0.5〜1ヶ月分 |
| 火災保険料・鍵交換など | 3万〜6万円ほど |
▶ 家賃7万円なら合計28万〜42万円になることが多く、後払い専門サービス「スムーズ」の公式サイトも家賃7万円の概算を36.9万円としています。まとまった額だからこそ、分割できるかどうかが重要でしょう。
初期費用の分割、3つの方法を比較【早見表】
3つの方法を、使えるかどうか・入居前の負担・手数料の目安で、くらべてみました。
| ○ サブで使う ①不動産会社のカード分割 |
イチオシ ◎ まず検討すべき ②後払い専門サービス |
△ 条件が合う人だけ ③自分のカード分割・リボ |
|
|---|---|---|---|
| 使える条件 | カード決済に対応する不動産会社・物件のみ | 提携不動産会社の物件のみ(会社は選ばない) | カード決済に対応する物件のみ |
| 審査 | あり(カード会社の審査) | あり(年収などの入力・数十秒〜数分) | あり(カード会社の審査) |
| 入居前の現金負担 | 1回分の与信枠は必要 | 実質0円 | 1回分の与信枠は必要 |
| 手数料の目安 | 3回以上で実質年率18.0%前後(カード会社次第) | 公式に一律の記載なし(診断後に提示) | 3回以上で実質年率18.0%前後(カード会社次第) |
▶ 契約する先が、提携先かどうかに関係なく使えるぶん、まずは②の後払い専門サービスから診断してみるのが、負担の軽い順でしょう。
初期費用の分割・後払いを診断してみる(無料)
診断は3分ほど・登録しても分割を使う義務はありません
「誰でも分割できる」わけではない:審査と対応状況
- 分割は「誰でも」「審査なし」で使えるわけではない
- 審査の具体的な基準は各社とも公表していない
分割の3つの方法は、いずれも何らかの審査・確認をともないます。安定した収入があることが前提です。審査の中身は各社とも公表していません。
厳しい声ですが、実際にはカード払いが使えない不動産会社の方が、まだ多いというのが本当のところです。契約する前に、使えるかどうかをたしかめておく姿勢が欠かせません。
分割の3つの方法をくわしく解説
○ サブで使う ①不動産会社が対応するカード払いの分割
不動産会社自体がクレジットカード決済に対応していれば、そのまま分割払いに設定できます。アパマンショップの公式サイトにも「クレジットカードであれば、初期費用を分割払いする相談もできます」とありました。
使えるかどうかは、店舗・物件によって変わります。アパマンショップは全国の加盟店によるフランチャイズなので、同じブランドでも店舗ごとに対応が違います。契約する前に「カード払いはできるか」「何回まで分割できるか」を、必ずたしかめてください。
分割の回数を3回以上にすると、カード会社の分割払い手数料が別に、かかってきます。手数料のしくみは、③でくわしく説明します。
カード払い対応の賃貸物件をさがす(無料)
物件・店舗により対応は異なります。契約前に確認しましょう
◎ まず検討すべき ②初期費用の後払い専門サービス(スムーズ)
スムーズは、賃貸契約でかかる初期費用を、業者がいったん立て替えてくれるサービスです。入居したあとに、分割や後払いで、ゆっくりはらっていけます。運営しているのは、個別信用購入あっせん業の登録を受けた株式会社スムーズです。
提携する不動産会社は2,600店舗、登録者数は44万人(同社公式サイト調べ)。分割回数は3・6・12・24・36・48回から選べます。アルバイトの人も利用対象です。
手数料率は、公式サイトに一律の数字は公開されていません。診断を申し込んだ後に、個別のプランとして提示されるしくみです。回数を延ばすほど、はらう手数料の合計は増える点に注意しましょう。
スムーズで分割できる金額を診断する(無料)
診断は3分ほど・アルバイトの方も利用対象です
△ 条件が合う人だけ ③自分のクレジットカードの分割・リボ払い
不動産会社がカード払いに対応していれば、手持ちのカードで初期費用を分割・リボ払いにできます。エポスカードの公式サイトでは、分割払いは3〜36回から回数を選べるとありました。
3回以上の分割にすると、実質年率18.0%の手数料がかかります(2025年10月の改定後の数字で、改定前は15.0%でした)。1〜2回払いやボーナス一括払いなら、手数料はかかりません。
リボ払いも、同じカード会社なら手数料は実質年率18.0%とほぼ同水準です。ただしリボ払いは支払いが長引きやすく、はらう手数料の合計がふくらみやすいと言われています。国民生活センターも「月々の支払額を一定に抑えられる一方、支払いが長期化し手数料がかさむことがある」と呼びかけていました。
毎月の支払いが一定になる安心感の裏で、もとのお金が減るペースは遅くなりがちです。これがリボ払いの弱いところです。使うなら、完済までの期間を先に決めておくと安心でしょう。
エポスカードの分割払い・手数料を確認する
3回以上の分割・リボ払いには手数料がかかります
【編集部試算】30万円を分割したら手数料はいくら?
初期費用30万円を、実質年率18.0%(エポスカードの分割払いの基準)で分けてはらう場合を、試算してみました。
計算式:毎月の返済額=借入額×月利÷(1-(1+月利)−回数)。月利は実質年率18.0%÷12=1.5%です。
| 分割回数 | 毎月の支払額 | 支払い総額 | 手数料の合計 |
|---|---|---|---|
| 3回 | 約103,015円 | 約309,045円 | 約9,045円 |
| 6回 | 約52,658円 | 約315,945円 | 約15,945円 |
| 12回 ← 1年で返す場合 | 約27,504円 | 約330,048円 | 約30,048円 |
| 24回 | 約14,977円 | 約359,454円 | 約59,454円 |
| 36回 | 約10,846円 | 約390,446円 | 約90,446円 |
▶ 12回払いにすると、はらう総額はおよそ33万円(手数料は約3万円)になる計算です。回数を延ばすほど月々は楽になりますが、手数料の合計は増えます。
スムーズなど後払い専門サービスの手数料は診断後に個別提示されるため、同じ形式では試算できません。あくまで【編集部試算】であり、確定額は各社の公式シミュレーションでたしかめてください。
分割できない・審査に落ちたらどうなる?
- 契約直前に「分割はできない」と言われた実例がある
- 断られた場合の代わりの手段も用意しておく必要がある
このように、契約後になって分割できないと分かるケースもあります。契約前に、書面や見積もりで分割の可否を確認しておきましょう。
とはいえ、①②③のどれも使えなかったら、そこで手詰まりに見えます。
じっさいには、敷金礼金がゼロの物件に変えたり、仲介手数料を交渉したりするだけで数万円は浮きますし、生活福祉資金貸付制度を使えば、利息をおさえて借りる道も残っています。
理想は、分割が使えなかったときの次の一手をあらかじめ知っておくことです。
もし審査に落ちた・対応する会社が見つからなかったなら、費用を減らす方法と借りる方法をあわせて確認しておくと、今回試算した手数料約3万円という負担そのものを避けられることもあります。
分割もできないときは?
分割の審査に通らなかった・対応する不動産会社が見つからなかった人向けに、費用を減らす・借りる・公的支援を使うまでの4つの対処法をまとめました。
状況別ミニ診断:あなたに合う分割方法は?
①のカード払いの分割が使えるか、まず担当者に確認しましょう。新たな会社への登録が要りません。
②の後払い専門サービスが向いています。入居前の現金負担を、実質0円に近づけられるでしょう。
③の分割払いが選択肢になります。ただしリボ払いは避け、完済までの回数を先に決めましょう。
先に「賃貸の初期費用は値切れる」で、交渉できる費目をたしかめておくと、負担そのものを減らせて安心でしょう。
知恵袋に見る「初期費用 分割」のリアルな声
「初期費用 分割」で検索する人が、実際にどんな疑問を持っているのかを見てみます。
共通しているのは「対応する不動産会社があるか」を真っ先に知りたがっていることです。「分割払いは変ではないか」という気恥ずかしさもうかがえます。
クレジットカードを使わない現金だけの分割は、対応する不動産会社が少なく、公式に一律の制度としては確認できませんでした。個別に相談するしかないのが実情です。
分割・支払いに困ったときの相談窓口
分割払いの手数料や契約について困ったら、日本クレジット協会の消費者相談室(平日10:00〜12:00・13:00〜16:00)に相談できます。消費者ホットライン「188(いやや!)」でも、最寄りの窓口につながります。
支払いが厳しくなってから新しい借入で埋め合わせるのは、状況を悪化させやすいパターンです。早めの相談が、傷を小さくする近道になります。
よくある質問
Q. 初期費用の分割は何回までできますか?
A. 会社によって異なります。エポスカードの分割払いは最大36回(公式)、スムーズは3・6・12・24・36・48回の6プラン(公式)です。不動産会社自体のカード対応は、会社ごとに確認が必要です。
Q. 審査なしで分割できますか?
A. いいえ。どの方法にも何らかの審査・確認があります。安定した収入があることが前提で、「審査なし」をうたう公式な仕組みは確認できませんでした。
Q. クレジットカードが無くても分割できますか?
A. 後払い専門サービスは、カードが無くても年収などの入力で診断できる仕組みです。現金のみでの分割対応は、不動産会社によって個別の判断となり、一律の制度としては確認できませんでした。
Q. リボ払いと分割払い、どちらが得ですか?
A. 手数料の年率が同じ会社でも、リボ払いは支払いが長期化しやすく、結果的にはらう手数料の合計が増えやすいとされています(国民生活センター)。完済の見通しが立つなら分割払いの方が計画は立てやすいでしょう。
まとめ:初期費用の分割は①→②→③の順で検討する
- まず①不動産会社のカード払いが使えるか確認する
- 使えない・対応不動産会社を選びたいなら②後払い専門サービスへ
- ③自分のカードの分割・リボ払いは最後の手段。リボは特に手数料に注意
- 分割できない場合は、費用を減らす・借りる・公的支援も検討する
初期費用の分割は、けっして特別な相談ではありません。使えるかどうかと手数料を先にたしかめておけば、必要以上に損をせずに引っ越しを進められるでしょう。
とはいえ、家賃7万円なら初期費用はおよそ28万〜42万円が目安でした。
30万円を12回払いにするだけでも、手数料は約3万円かかる計算です。
理想は、入居前にかかる現金の負担を実質0円に近づけて、手数料そのものをできるだけ小さくすることです。
もしまだ物件を決めていないなら、提携先を問わず使える②のサービスから診断しておくと、今回試算した手数料約3万円という負担を避けられることもあります。
初期費用の分割・後払いを診断してみる(無料)
診断は3分ほど・アルバイトの方も利用対象です
分割も使えなかった場合の対処法は「賃貸の初期費用が払えない時の対処法4選」にまとめています。
初期費用そのものを減らしたい人は「賃貸の初期費用は値切れる」もあわせてご覧ください。
内訳を先に知りたい人は「一人暮らしの初期費用は50万もいらない」が参考になります。
暮らしのお金、次はどこから見直しますか?
「くらしのさいふ」では、はじめての一人暮らしと毎月のお金の悩みを、実際に調べた数字で解決しています。気になるところから読んでみてください。