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結論、トイレが詰まったらまず確認したいのは水位が上がり続けているかと自分が何階に住んでいるかです。軽い詰まりならラバーカップで自分で対応できますが、勝手に業者を呼ぶと、費用を全額自分で払うことになる場合があります。
「トイレ 詰まった 賃貸」で検索している人が知りたいのは、直し方だけではないはずです。このあとお金はどうなるのか——ここが一番の不安ではないでしょうか。この記事では、直し方と費用負担を分けて順番に説明します。
- 対応は自分で直せる範囲/管理会社に連絡/今すぐ業者の3つに仕分けます
- 費用は詰まらせた原因によって、入居者負担にも貸主負担にもなり得ます(断定はできません)
- 先に管理会社へ連絡せず自分で業者を呼ぶと、全額自己負担になることがあります
- ラバーカップは押すだけでなく、勢いよく引く動作が効果を生みます(LIXIL公式より)
- 業者を呼ぶときは高額請求トラブルに注意し、その場で契約しないことが大切です
トイレが詰まる原因の見分け方
最初に何が原因で詰まっているかのあたりをつけましょう。原因によって、このあとの動き方がまるで変わります。
| 原因の種類 | 具体例 |
|---|---|
| 流したものが原因 | トイレットペーパーの流しすぎ、水に溶けないもの(おむつ・猫砂・掃除用ティッシュ等) |
| 建物・配管が原因 | 配管の老朽化、便器そのものの古さ |
| 複数の部屋にまたがる原因 | 共用の排水管・排水枡での詰まり(自分の部屋だけの問題ではない) |
▶ 流したものに心当たりがあるかどうかが、最初の分かれ道です。
実際にYahoo!知恵袋にも、こんな相談がありました。
このように繰り返し詰まる場合は、入居者の使い方だけが原因とは限りません。次の章で、対応の分け方を見ていきましょう。
まず3つに分ける|自分で直せる/管理会社に連絡/今すぐ業者
トイレが詰まったら、慌てずに状況を3つへ仕分けます。目印は次のとおりです。
水位はいつもと同じか少し高い程度で、詰まらせたのがトイレットペーパーなど流せるものだと分かっている場合です。このあとのラバーカップの章から試せます。
原因に心当たりがない、何度も同じ詰まりを繰り返す、自分で試しても直らない——このどれかに当てはまるケースです。このときは先に自分で業者を呼ぶのは避けましょう。
水位が上がり続けている、あふれそう、2階以上に住んでいる、複数の水回りが同時におかしい——これらは建物側の配管トラブルの可能性があり、被害が広がる前に動く必要があります。
②③に当てはまる人は、まず管理会社・大家へ電話やメッセージで状況を伝えてください。なぜここが一番大事なのか、次の章で説明します。
費用は誰が払う?原因によって分かれる負担の考え方
検索している人が一番知りたいのは、たぶんここです。結論からいうと、費用を入居者と貸主のどちらが払うかは、詰まらせた原因によって変わります。
| 原因 | 負担になりやすい側 |
|---|---|
| 入居者の使い方(大量のトイレットペーパー・異物等) | 入居者負担になりやすい |
| 配管・便器の経年劣化 | 貸主(管理会社)負担になりやすい |
| 共用部分(排水管・排水枡)の詰まり | 貸主・管理組合の負担になりやすい |
| 原因がはっきりしない | まず管理会社と一緒に確認 |
▶ ここでの整理は一般的な考え方であり、断定はできません。最終的には契約書の特約と管理会社の判断によります。
実際に管理会社側の人からも、こんな声がありました。
一方、経年劣化が原因だったケースでは、こんな回答も見つかりました。
どちらの立場の声もあるとおり「絶対にこう」とは言い切れません。だからこそ、次の章の「先に管理会社へ」が重要になります。
勝手に業者を呼ぶと自己負担になることがある
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。費用がどちらの負担になりそうな場合でも、自分の判断だけで先に業者を呼んでしまうと、話がこじれて全額自己負担になることがあります。
実際にこんなすれ違いもありました。管理会社に「業者はそちらで呼んでもらって構いません」と言われて手配したところ——
この人は最終的にマンション側の配管が原因と分かりましたが、立て替えた6万円近くを取り戻すのに一苦労した様子がうかがえます。「業者はどちらで呼んでもいい」と言われても、まずやり取りを書面かメッセージで残しておくと安心です。
とはいえ、目の前で水位が上がり続けている状況では、管理会社の返事をのんびり待てないこともあります。
国民生活センターの相談事例では、広告の「数百円から」を信じて呼んだ結果、最終的に50万円を超える請求になったケースがありました。
理想は、料金があらかじめ分かる業者を自分でも見比べておくことです。
もし管理会社に連絡がつかず自分で立て替える可能性が高いなら、店舗ごとの料金が事前に載っているサービスで見比べておくと、あとで慌てずに済みます。
トイレつまり修理の掲載料金を見くらべる
事業者ごとの料金があらかじめ載っています
トイレ以外の設備が壊れたときも、同じ考え方でいいのか気になる人へ
ここまでの「原因次第で負担者が変わる」という考え方は、給湯器やエアコンなど他の設備トラブルでも同じように必要になります。
自分で直す方法|ラバーカップの正しい使い方
①②のケースに当てはまる人は、まずラバーカップ(スッポン)を試してみましょう。正しく使えば、軽い詰まりはこれだけで解消することがあります。
準備するもの
- 先端のゴムがお椀を伏せたような形のラバーカップ(中型・外径130mm程度が目安)
- 水はね防止用の大きめのビニール袋
- 床を保護する新聞紙やタオル
使い方の手順
LIXIL公式のQ&Aには、こう書かれています。
つまり主役は「押す」ではなく「引く」動作です。力任せに押し込むだけでは、汚水を奥に押しやってしまうこともあります。
- ゴム部分が完全に浸かるくらいまで水位を調整する(多すぎる場合は減らす)
- 排水口とラバーカップの間に空気が入らないよう、しっかり密着させる
- 静かに押し付け、そのあと勢いよく手前に引く——を数回繰り返す
- 水はねに備えて、便器全体をビニール袋で覆っておく
- 詰まりの原因物が出てきたら、レバーは引かずに手やゴム手袋で取り除く
これで直らない場合は、無理を続けず水道工事店や管理会社に相談する段階です(LIXIL公式より)。
お湯を使うときの注意点|熱湯は便器を傷める
「ぬるま湯を流すと良い」という話を聞いたことがある人もいるはずです。ただしお湯の温度には注意が必要です。
つまり沸騰したような熱湯は絶対に流さないでください。水道修理業者の解説記事では40〜50℃程度のぬるま湯を使う方法が紹介されていましたが、これはあくまで業者側の説明であり、メーカーが温度を保証しているものではありません。
手で触れて熱すぎないと感じる程度を目安に、少しずつ様子を見ながら使いましょう。
やってはいけないこと4つ
詰まりを早く直したい気持ちから、かえって悪化させてしまう行動もあります。次の4つは避けてください。
- 何度もレバーを引いて水を流す——あふれて階下への水漏れにつながります
- 針金やハンガーで奥を突く——便器や配管の内側を傷つけるおそれがあります
- 市販の薬剤を規定量以上に使う——配管や部品を傷める原因になります
- 塩素系と酸性タイプの洗剤を混ぜる、または続けて使う——有毒なガスが発生します
最後の項目は、とくに気をつけてほしい注意点です。LIXIL公式のトイレのご注意事項ページには、こう明記されています。
同時に使わなくても、前後で使うだけでガスが出ると明記されている点は見落としがちです。トイレ用洗剤を切り替えるときは、必ず水でよく洗い流してから次の洗剤を使いましょう。
マンションで一番怖いのは階下への水漏れ
集合住宅で一番避けたいのは、自分の部屋のトイレがあふれて階下に水漏れすることです。階下の部屋にまで被害が広がると、話はより大きくなってしまうでしょう。
国民生活センターは、水回りのトラブルに備えてこんな準備を勧めていました。
トイレの止水栓は、多くの場合便器のすぐ後ろか、床・壁からパイプが伸びている場所にあります。詰まっていない今のうちに、自分の家の止水栓がどこにあるか確認しておきましょう。
水位が上がって焦ってから探すのは大変です。マイナスドライバーや手で締められるタイプが一般的です。
業者を呼ぶときの注意|高額請求トラブルに気をつける
管理会社の許可が出て業者を呼ぶ場合も、気をつけたいことがあります。国民生活センターには、実際にこんな相談が寄せられていました。
その場で契約しない
なぜこうしたトラブルが起きるのか、国民生活センターは業者側の手口をこう説明しています。
つまり不安をあおって、その場で判断させようとするのが典型的な手口です。専門知識がない状態で、突然の提案をその場で判断する必要はありません。
少しでも不安を感じたら、いったん作業を断ってかまいません。
見積りの取り方
国民生活センターは、こう案内しています。
支払ってしまった後でも、条件を満たせばクーリング・オフできる可能性があります。「見積もりのために呼んだ事業者とその場で契約した」「広告の表示額と実際の請求額が大きく異なる」といった場合が対象です。作業前に料金の内訳を確認し、メモや写真を残しておくと安心です。
トラブルになったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
それでも、業者とのやり取りだけで揉めごとが解決するとは限りません。
Yahoo!知恵袋のあるケースでは、ウォシュレットの故障を「自分の火災保険を使ってくれ」と管理会社に言われ、話が10年近く進まなくなっていました。
本来なら数千円〜数万円で済む修理でも、話し合いが長引けば使えない期間だけが延びていきます。
もし管理会社や大家とのやり取りが平行線なら、次の相談先を知っておくと安心です。
管理会社に話をたらい回しにされて困っている人へ
実際の相談でも「入居者に責任がなく発生した不具合は管理者が面倒を見るのが一般的」というアドバイスがありました。証拠のそろえ方と相談先の順番をまとめた記事があります。
よくある質問
Q. 賃貸でトイレが詰まったら、まず何をすればいいですか?
A. 水位と原因を確認し、軽い詰まりならラバーカップを試します。水位が上がり続けている、2階以上に住んでいる、何度も繰り返すといった場合は、自分で直そうとせずまず管理会社に連絡してください。
Q. 費用は入居者と大家、どちらが払うのが普通ですか?
A. 原因によって変わるため一律には言えません。入居者の使い方が原因なら入居者負担、配管の経年劣化など建物側の原因なら貸主負担になりやすい、とされることが多いです。
契約書の特約も必ず確認しましょう。
Q. トイレが詰まったとき、自分で業者を呼んでもいいですか?
A. 管理会社の許可が出ていれば呼べることが多いですが、先に連絡せず自分の判断だけで呼ぶと、全額自己負担になることがあります。まずは管理会社・大家へ連絡し、業者の手配について確認してください。
Q. ラバーカップが手元にないときはどうすればいいですか?
A. 針金など代用品で無理に突くのは避けましょう。便器や配管を傷つけるおそれがあります。
手元に道具がない場合は、無理をせず管理会社に相談するのが安全です。
まとめ:3つの切り分けと、費用は原因次第
- 対応は自分で直せる/管理会社に連絡/今すぐ業者の3つに仕分ける
- 費用負担は原因次第で変わり、断定はできない
- 勝手に業者を呼ぶと全額自己負担になることがあるため、先に管理会社へ
- ラバーカップは押すより引く動作が効く。熱湯・塩素系と酸性の併用は厳禁
- 業者を呼ぶときは高額請求トラブルに注意し、その場で契約しない
トイレの詰まりは、直し方よりも先に「誰に連絡するか」の順番を間違えないことが肝心です。今のうちに止水栓の位置も確かめておきましょう。
とはいえ、応急処置で乗り切れても、原因が配管の老朽化なら遅かれ早かれ業者の手が必要になります。
国民生活センターの事例では最終的に50万円を超える請求もありました。相場も分からないまま初めての業者に頼むのは不安です。
理想は、店舗ごとの料金をあらかじめ見くらべてから連絡することです。
もし管理会社から自分で業者を探すよう言われたなら、掲載料金を見くらべられるサービスを確認しておくと選びやすくなります。
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